育成する力

なぜカリフォルニア流？

EBヘッドコーチ、タイラーのバスケットボールトレーニング歴は？
タイラーはカナダ生まれのカリフォルニア育ち。バスケットを始めたのは７歳の頃。ストリートバスケのメッカとも言えるカリフォルニアで、かつてのMBA選手とも切磋琢磨し合った、大学バスケの選手（後にコーチも務める）であった父の影響を多大に受け、バスケの薫陶を受けます。尊敬するバスケ選手でもありまた、信頼するコーチでもあった父の楽しくも厳しいトレーニングの中から学んだもの。それは「エリートプレーヤーの心構え」であったと言います。
私たちEBの考える「エリート」。それは ①絶対に諦めず、②自分に対して高い期待値を設定し、その高みを目指し続ける精神力を有し、③自分の可能性を磨き続ける過程を楽しめる。そんな心構えを持っていることを意味します。そして私たちはそれをカリフォルニアスタイルと称し、EBトレーニングプログラムの中核をなす理念としてます。

では、EB (エリートバスケットボール)トレーニングプログラムの特徴を細かく見ていきましょう。

① 個々の選手の基礎力。そしてチーム、システム全体の応用力・柔軟性を第一に。
選手一人一人の個性＝才能、を最大限に引き出すためには、各々の選手の基礎力が安定していることが必須。個々の強い基礎力があってこそ、チームは互いを信用し、プレーの中で柔軟性を持ってそれぞれの才能を発揮することができるのです。だからこそ「最高に楽しみつつ」さらに「勝つ」ことが可能なのです。

② 多様なバスケ経験が育んだ独自のトレーニング軸。
EBトレーニングの基層となるバスケ経験。それは、気心の知れたチームメイトとプレーする、組織された戦略的ゲーム (indoor, organized games)と、チームメートの組合せがその場で決まる、比較的自由度の高いストリートゲーム (outdoor, street, pick-up games) の両経験から来ています。信頼のおけるチームメイト達と共にしっかりと鍛えた基礎力は、チーム全体の組織力そして戦略実行力を格段に高めますが、ストリートバスケで大変重要な柔軟性と順応力を常に鍛える環境ではありません。これは、監督もいなければ予め練られたゲーム戦略もないストリートバスケに於いては、初対面のチームメイトの動きを、プレーしながら鋭く観察・理解し、それに自分の強みを上手く合わせ乗せることで初めてチーム全体の勝負力を高めることができるからに他なりません。 EBトレーニングが基礎力を堅固にし、各選手が創造性を持ってプレーできることを目指しているのは、このような豊かなバスケ経験が背景にあるからです。

③ 適切に動きを読み、俊敏に反応する力。選手のバスケI.Q.を素早く起動。
創造性を主軸にした選手トレーニングは、各選手が相手の動きを適切に読んで、俊敏に反応する力を養います。また、それがゲーム中に選手のバスケI.Q.を素早く起動させることにもなるのです。

揺るぎない基礎力と強い体幹でゲームを楽しみつつ、素晴らしい順応性と機動力で勝負に強い、そんな選手の育成をEBは目指します。

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