シューター分析シリーズ 第2回:スティーブ・ナッシュ

tip toe move creates space
スティーブ・ナッシュ:空間創造

スティーブ・ナッシュって誰?:
スティーブ・ナッシュはおそらくジェイソン・キッドと並ぶ、NBA最高峰のポイントガード。50-40-90クラブを4シーズンにも渡り達成し、2回MVPを獲得している。

ボディタイプ:
スティーブ・ナッシュは比較的小柄なポイントガードで、両方の手足を巧みに使いこなすプレーヤーだった。彼は自分の骨格を利用し、ディフェンスの弱点を突くのがうまいプレーヤーであった。

シュート構造(メカニックス):
スティーブ・ナッシュは、ジャンプショット時に素晴らしい姿勢で俊敏にボールを放つ、生粋のシューターであった。だが、彼が卓逸した選手であった主たる理由は、常にゴールに対し四角ポジションをキープできる能力と両サイドの足でシュートを打てる能力、にあったのではと思う。 ナッシュは、ボール下でいつも完璧な手のポジションをキープしており、それが中距離ショットを放つ際、見事なコントロールやパスを可能にしていたように思う。

打ち方:
洞察力または展望する力。それが 、ナッシュの限られた空間からショットを繰り出す力、そして「トップ・オブ・ザ・キー」から攻撃を仕掛ける力を的確に表現していると思う。彼は頻繁に得意のボールコントロールやパス捌きで自らのショットにつなげる流れを作り上げ、またその流れが相手のディフェンスをこじ開け、シュートを打つための空間を作るきっかけとなる事が多々あった。

スティーブ・ナッシュのジャンプショット:

このビデオでは、ボディアラインメント(体線の並び)とスクエア(腕の四角ポジション)が繰り返し的確に再現されているのを見てみよう。

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